個人投資家がマーケットに勝ち続ける秘訣とは 投資の神様は株価指数になんと「勝率8割」

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儲けるためには“研究”が必要ということはわかっているが、個人投資家は「何を」「どう」勉強したらいいのか?(写真:Fast&Slow/PIXTA)

読者の中にはすでに投資をされている方、これからデビューされる方、さまざまでしょう。投資家の皆様は儲かっていますか? これからデビューされる方は儲ける自信がありますか? 筆者は「投資教育」という仕事に携わっているため多くの個人投資家にお会いします。残念ながら儲けられていない方も多くいます。

そういう方にお会いするたびに、なんとか多くの個人投資家に儲けてほしいと強く感じます。この連載では個人投資家が儲けるためにはどうすればいいか、というテーマでご説明していきます。

個別銘柄への投資とは「市場に勝とうとしている」こと

投資にもいろいろな種類がありますが、個別銘柄の株式に投資されている方は非常に多いでしょう。実はその時点であなたは「市場(マーケット)に勝とうとしている」ということにお気づきでしょうか?

株式投資の世界で市場と同じ「平均」の成績をとることはとても簡単です。例えば日経平均やNYダウ平均といった「平均株価」はマーケットの成績そのものなので、同じ成績でよいならそれらの指数に連動する投資信託やETFといった金融商品に投資すればよいのです。

コストがかかるため厳密にはコストの分だけ株価指数に負けることになりますが、最近はこういった投資信託やETFの投資にかかるコストは非常に下がっていますのであまり気にする必要はありません。

最初からマーケットの平均以下でいいという方はいないはずなので、個別株投資をしている時点でその方は平均を上回る成績を上げること、すなわち「マーケットに勝とう」としていることになります。実は株式投資の世界で「マーケットに勝てるのか?」というのは非常に重要なテーマです。

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