都心で買うなら「駅徒歩7分以内」物件一択のワケ 成毛眞氏「私が東京に住み続ける理由」
16号の外に住み、地元で仕事をし、家族や友人との時間を大切に過ごすのも幸せな人生だ。
16号の内側でどうしても家を買いたいというなら、「駅から徒歩7分以内」の物件でなければダメだ。この数字は絶対に譲ってはならない。
2017年から2018年にかけて、Googleの検索ワードの最大ボリュームが駅徒歩8分から7分に変わったのだ。おそらく今から10年前は、駅徒歩10分が最も多く検索されていただろう。ここ数年で、1分の短縮が格段に増えた。
これは、不動産屋はみんな知っていることだ。彼らは、駅徒歩10分の物件を安く売り出し、代わりに7分以内の物件を次々と建てている。私の自宅最寄り駅も、駅徒歩7分以内の新築マンションがいくつ建ったかわからない。さきほど、不動産を買ったらほぼ100%損をすると書いたが、駅徒歩7分以内なら値上がりする可能性もある。
いっそのことマレーシアやミャンマーに物件を買う
不動産の値上がりを期待するなら、いっそのこと海外の物件を買ってしまうのも手だ。ちょっとした語学力と才覚があれば、急成長している都市で仕事を見つけ、そこで家を買うのだ。今なら、マレーシアやミャンマーが面白いだろう。これらの都市ならインフレ率が高いので、家を買っても確実に売り抜けられる。急成長しているといっても、日本円が優位なうちに不動産や現地の通貨を買っておくのだ。
日本のインフレ率がこの10年、マイナスから1%をさまよっているのに対し、マレーシアは2~3%である。
10年後、日本円へ変換したときに何倍にもなっているだろう。移住が難しいのなら、不動産を買って人に貸しておけばいい。そうすれば、売却時の利益に加え、家賃収入も得られるのだ。
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