グーグルの光ファイバー事業、拡大へ

米国34都市を検討、年末までに決定

2月19日、インターネット検索大手の米グーグルは光ファーバー網を使ったテレビ・インターネットサービス事業を米国内の34市に拡大することを検討。昨年4月、米カリフォルニア州で撮影した同社ロゴ(2014年 ロイター/Mike Blake)

[サンフランシスコ 19日 ロイター] -インターネット検索大手の米グーグルは光ファイバー網を使ったテレビ・インターネットサービス「グーグル・ファイバー」の事業を米国内の34市に拡大することを検討している。

同社幹部が19日、記者団に明らかにした。家庭用ブロードバンドを提供している通信会社にとっては、競争上の脅威となりそうだ。

グーグル・ファイバーは昨年、カンザスシティー都市圏で試験プロジェクトとして開始され、月額最大120ドルの料金で毎秒1ギガビットの高速インターネットサービスが提供されている。同社はこのサービスを2014年内にユタ州プロボとテキサス州オースティンに広げる計画を昨年発表していた。

グーグルの幹部は、同社がここ数週間で光ファイバー網構築の実現性について協議するため米国内9都市圏の各市に接触したと説明。対象地域にはサンノゼ、アトランタ、ナッシュビルが含まれているという。

ただグーグル・ファイバーのジェネラルマネジャー、ケビン・ロー氏は、検討対象の34市すべてでファイバー網が構築できるとは限らず、どの地域でこの事業を展開するかについては年末までに最終決定すると述べた。

グーグルはモバイル端末向けに音楽・ビデオなどのコンテンツ配信を広げるのに伴い、必要な通信容量を確保するための投資を増やしている。またグーグル・ファイバーのような通信事業は、成熟しつつあるネット検索の領域を超えて売上高を伸ばす上で役立つ可能性があるほか、消費者のインターネット利用についての一段と深い分析に利用できる。こうした分析は、効率的な広告を展開するうえで不可欠なものだ。

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