新卒採用で大きな変化が起きている。インターンシップが最重要の施策になって選考時期が早まった。まだ少ないが、AIの導入を検討する企業も増えてきた。
面接開始のピークは3月前半だった
採用手法にも多様化の動きが目立つ。従来手法では、就職ナビと大学との関係構築が重要施策だった。しかし、この数年はその他の手法が登場している。リファラル採用、逆求人型サイト、新卒紹介、採用オウンドメディアなどを用いる企業が増えつつある。
そこで、どのような変化が起きているのかを企業アンケートから検証してみたい。データはHR総研が今年6月に実施した「新卒採用動向調査」である。
「3月1日採用広報解禁、6月1日採用選考解禁」という就活ルールは、2020年卒(現大学4年生、大学院2年生)までは経団連が定めていたが、2021年卒(現大学3年生、大学院1年生)から政府が主導し、2022年卒(現大学2年生)も従来日程を踏襲すると発表している。
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