駅で「焼き餃子」、ホームで食べると実にウマい

JR両国駅「幻の3番線」で今年も開催

ちょうど焼きあがったころに社長が通りかかった。初日は味の素冷凍食品の黒崎正吉社長のあいさつもあったのだ。

社長にもこのギョーザを勧めてみる。特製ダレで食べるなり、「これは……最高だ!」と社長。「ぜひみんなにも食べさせたい」と社員さんたちを連れてきた。

パラダイスさんが作ったギョーザを食べた途端、この表情の社長(筆者撮影)

普段からさんざん食べているであろう自社製品を、みなおいしそうに食べている。もちろん私たちもおいしくて箸が止まらない。みんなが楽しそうで、ずっと笑顔だ。

昔、パラダイスさんに餃子をうまく焼く方法を聞いたとき、「フライパンは高いものを買う必要はない。安いテフロン加工のフライパンを買って、テフロンが剥がれたらどんどん買い替える、それがコツ」と言われたことがある。以来、私はその教えをずっと守っている。

確かにそれから焼くのに失敗した、ということがない。私も独自にギョーザの焼き方を研究してみようと思う。

初日のスタート時、当日の待機列の待ち時間は1時間ほどだった。しかしニュースで紹介された直後はやはり昨年同様、3時間の待機列ができた。最終日前日のオープン時には、待機列が6時間にもなったという。

今年は遊具も登場

どこでも入手できて、家で手軽に食べられる冷凍ギョーザだが、やはりこのイベントは、両国駅3番線の「非日常」の空間で食べてみたいと思わせる特別感がある。そして実際にここで食べるとさらにおいしく感じるのだ。

1回目に来て以来、わが家にも冷凍ギョーザが常備されるようになった。そして焼くたびに両国駅のことを思い出し「来年も行かなければ」という思いにかられる。味と「楽しい思い出」が結びつくと最強だ。それを食べるたびにそのときの「楽しい思い出」がよみがえるからだ。

「ギョーザトレイン」。子ども用というわけではなく、誰でも乗ることができる(筆者撮影)

今回は会場に入ってすぐの場所に103系を模したギョーザステーション行きの遊具が設置されていた。こちらは実際に動かすことができ、なんとパンタグラフの部分が上がってギョーザのオブジェが出てくる仕組み。

この3番線に103系のギョーザトレインが入線してきて、乗客はホームに降りてすぐ、ギョーザパーティーが始められる。そんな臨時列車が運行されたら、即、満席になるだろう。そんな列車をぜひ走らせてほしい。

夢はギョーザの羽根とともに、広がるばかりである。

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