韓国、ついに日本との軍事情報協定を破棄

両国の対立は安全保障の分野でも深刻に

 韓国が22日に日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決定したことを受け、ポンペオ米国務長官は「失望した」と語り、日韓両国が連携することの重要性を強調した。写真は韓国の康京和外相(右)と会談するポンペオ氏。6月30日、ソウルの韓国大統領府で撮影(2019年 ロイター/代表撮影)

[ソウル 22日 ロイター] - 韓国大統領府は22日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると表明した。

韓国高官は、日本が輸出手続きを簡略化できる「ホワイト国」のリストから韓国を除外し、両国の安全保障協力環境に「大きな変化」をもたらしたと述べた。

今回の決定に先立ち、大統領府の国家安全保障会議(NSC)は数時間にわたる協議を行った。

協定の更新期限は今月24日で、日韓のどちらかが破棄を通告しない限り自動的に延長されることになっていた。

会見した大統領府のキム・ユグン(金有根)国家安保室第1次長は、日本政府が明確な証拠を提示せず、安全保障上の懸念を理由に、韓国をホワイト国のリストから除外したと発言。これにより、両国の安全保障協力環境に「大きな変化」が生じたとの認識を示した。

同次長は「このような状況では、安全保障上、敏感な軍事情報を交換する目的で調印した協定を維持することは国益にかなわないと判断した」とし、日本政府に対し期日までに正式な通知を行うと述べた。

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