東洋経済オンラインとは
ビジネス

子どもの憧れの職業2位「プロゲーマー」の実際 親子で将来を語り合ううえで知っておきたい

8分で読める
  • 黒川 文雄 ジェミニエンタテインメント代表取締役/ゲーム考古学者
2/4 PAGES
3/4 PAGES

こちらもプロゲーマーと同じように日々の経験を積み、努力を重ね、ゲームを愛したうえで、各ゲームやプレイヤーがもつ魅力・実力をどれだけわかりやすく、どれだけ楽しく視聴者に伝えることができるのか――ということが問われる仕事だといえます。

ライブエンターテインメント化するゲーム

最後に、プロゲーマーやゲーム実況者が実際に活躍するフィールドともいえるゲーム業界と、その変化に触れたいと思います。

(図:筆者提供)

現在、ほとんどの国内ゲームメーカーの売上の半分以上は、海外での販売によって成り立っており、なかには海外売上比率が80%というゲームメーカーもあります。また、右肩下がりを続ける家庭用ゲームの販売を補うべく、モバイルゲームやDLC(ダウンロードコンテンツ、ネットでの追加コンテンツ販売)などでカバーしているメーカーも多くなってきました。

私も1990年代の前半からゲームビジネスに関わってきましたが、2010年のiPhone4の導入の前後を境にしてゲームのあり方がモバイルベース、またはネットワーク対戦に舵を切ったことにより、エンターテインメントとしてのあり方が大きく変わってきたと考えています。

しかし、登場から間もなく半世紀を迎えんとするコンピューターゲームが「eスポーツ」と名前を変えて新たなエンターテインメントとして進化していくのか、それとも従来どおり「遊びとしてのゲーム」のまま続いていくのかは、その呼称自体はさほど大きな問題ではないと考えています。

次ページが続きます:
【昨今のゲームにまつわるビジネスモデル】

4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象