子どもの憧れの職業2位「プロゲーマー」の実際 親子で将来を語り合ううえで知っておきたい

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彼らを取材して思ったことは「現在でこそプロゲーマーとして活躍しているが、そもそもの始まりはゲームが好きでプレーをしていたらだんだん強くなり、その結果としてプロゲーマーという職業を選択した人々である」ということでした。

もちろん、彼ら自身もゲームを始めた頃は「ゲームをプレーすることが職業として成立する」とは思っていなかったでしょう。しかし、ゲームがテクノロジーの進化とともに、高画質・高機能化、ネットワーク対戦や多人数による対戦ゲームの登場など、ゲームを取り巻く環境が変化するなか、「圧倒的な強さと観客を魅了するプレーができる人たち」がプロゲーマー化していったのです。

プロゲーマーもYouTuberと同様に自称することはできますが、実際にそれを生活の基盤として生きて行くことができるのは、まだ一握りしかいません。プロの本分はつねに勝つこと、そしてその評価の対価である賞金を獲得することだからです。

その職業のあり方を理解するうえでは、ゴルフのレッスンプロを例にとると想像がつきやすいかもしれません。

レッスンプロは一般的に、トーナメントなどがないときはゴルフ場や練習場で研鑽しつつ、アマチュアゴルファーに指導することで収入を得ています。そして大会にエントリーし、予選を通過することができれば高額な賞金を賭した大会に参加できますが、上位に入賞しなければ大金を手にすることはできません。

このように日頃から練習を重ね、メンタルを強化して一戦にかけるゴルフのレッスンプロのあり方は、(戦うフィールドは違うといえども)まさしくプロゲーマーのそれに近いといえます。ゴルフのレッスンプロと同様に、年間を通じて賞金ランキングにその名前を残せるプロゲーマーは限られています。

プロゲーマーの中には、賞金獲得の不安定さをカバーするために、自身でYouTubeチャンネルを開設し、ファンからの「投げ銭」や、グッズ関係の販売で活動資金を稼いでいる人もいます。やはり本当の意味でのトップ・プロゲーマーでなければゲームのみで賞金を得て生計を立てることは難しいのが現状です。

ゲーム実況者の実際とは?

もう1つの子どもたちの憧れの職業である「ゲーム実況者」とは、簡単に言えば、自分でプレイした動画をアップして紹介したり、第三者がプレーしているゲームを解説する仕事を総称します。

野球など各種スポーツの放送で試合展開を視聴者らに説明し、わかりやすく伝える存在として解説者がいるように、ゲームにおけるその役目を担っているのがゲーム実況者と呼ばれる人たちです。

ゲーム実況者は今のところ、プロゲーマーが一線を退いたあとのセカンドキャリア的な位置づけの仕事という印象もありますが、昨年には大阪朝日放送(ABC)のスポーツ・アナウンサーだった平岩康佑氏がeスポーツアナウンサーとして独立起業しましたし、今後は注目の職業と言えるでしょう。

しかし、ゲームには多種多様なジャンルやソフトがありますので、各ゲームのルールやキャラクター、世界観などをよく理解したうえで臨まないといけません。ゆえに「ゲームが結構好きだから」「しゃべるのがうまいから」という理由だけで、誰でも簡単になれるというものではないでしょう。

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