英語ができる人は「顔と体」をフルに使っている

子どものころから育てたい非言語表現

英語学習における3つの重要な要素とは(写真:Pangaea/PIXTA)

近頃では日本企業の発表会などでも、欧米のように登壇者が歩きながら話したり、手を動かしたりしている光景をよく見かけるようになりました。日常の会話でも外国人は日本人に比べてジェスチャーがついていることが多く、日本人は総体的に言葉以外の表現はおとなしいといえるでしょう。

そうは言っても、私たち日本人もコミュニケーションしているときには、さまざまな信号を送っています。外国人が「日本人は電話口でも頭を下げている」と不思議がるように、日本人も十分にジェスチャーはしています。

「気持ちがのっていること」が重要

コミュニケーションやプレゼンテーションでは、言語も必要ですが、体を使っての発信、つまり「Non-verbal(非言語能力)」な表現が実は大きな割合を占めています。相手に伝わる内容は、体の姿勢、視線や顔の表情、声の高低などによって大きく異なってきます。なので、外国語を学ぶ際にも、本やノートの上で文字を頼りに身に付けるだけではなく、言語以外の表現も使って実際にその言語を使用してみることが重要です。

実際に使用してみるといっても、テキストに書かれている文字をただ口から音として発するだけでは意味がありません。非言語表現には気持ちがのっていることが不可欠なのです。好き、嫌い、うれしい、悲しい、困ったなどといったさまざまな感情がその言葉に乗っていないと、言語ではない部分を表現することはできません。

例えば、「I like it」も言い方によっては、「大好き」だったり、「嫌いではない」だったり、「まあまあ好き」だったりします。それは話し手の非言語表現を感じないと理解できません。

これまでの日本の英語教育ではこの非言語部分についてあまり注目されてきませんでしたが、実際にコミュニケーションに生かせる英語を身に付けるには、英語学習の方法の1つとして注目したいものです。

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