小島よしお38歳「そんなの関係ねぇ」男の充実感 ブームから12年、子ども向けに再ブレイク
取材で訪れた場所は、彼が2014年から借りている仕事部屋。トレーニング・ネタ作り、打ち合わせ・稽古などに取り組む。最近では、芸人仲間の「かもめんたる・槙尾ユウスケ」が親子向けのワークショップを開催しており、その会場でもある。
後輩芸人からは、どうすれば自分たちのネタを通じて親子に喜んでもらえるのかアドバイスを頼まれることも多い。彼自身も、子ども向け映画やテレビCMなど仕事のオファーがひっきりなしだ。
「とはいえ、つねに新しい何かをやらなければならないという危機感も強いですね。子ども向けライブをやる芸人が増えれば、競争が激しくなるので、また新しい場所も探します」
ネタをやるだけではない新しい挑戦
今年の夏休み、単独ライブを8月3日に浅草の花やしき(浅草花劇場)で開催する。ライブは参加型で、小島よしおと一緒に遊べるので、子どもたちにとってもいい思い出になるだろう。
最後に今後の野望を聞いた。
「日本の農作物を応援していきたいですね。いろいろな農作物がある所で、『やさいの歌』などのライブをやったら面白いと思います」
ジュニア野菜ソムリエの資格も取得している小島よしおは「ごぼうのうた」「ピーマンのうた」など子どもたちと一緒に歌って踊れる歌をつくり、人気になっている。
テレビで絶大な人気を博したピン芸人の今を追うと、子どもたちにウケる最強のギャグを磨き直し、再ブレークを果たしていた。裸に海パンがトレードマークの男は、お笑いの枠にとどまらず新しい挑戦を今も続けているのだった。
(文中敬称略)
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