3時間で10品超!「出張シェフ」が超便利な理由 料理の悩みをプロが解決する「シェアダイン」
「3時間、キッチンお預かりします」――。
自宅のキッチンの使い方をレクチャーし、今日作るメニューや食材、好みの味付けをシェフと確認後、3時間きっかりで3日冷蔵保存できる常備菜や、ちょっと手のかかるキーマカレー、野菜がたっぷり入ったミートボールなど計14品をテキパキ作ってくれた。最後には洗い物はもちろん、キッチンを綺麗にして返してくれた。
料理をしてくれたのは管理栄養士のこじま えみさん。夫婦と未就学児の子どもがいる3人家族で、2人目の妊娠を希望している家族を想定し、レシピを考え調理してくれた。
これは、「食の専門家」と食の悩みを持つユーザーを結び付けるマッチングサービス「シェアダイン」を利用したときの様子だ。シェアダインは2018年5月にボストン・コンサルティング出身の子育て中の女性たちが始めた新サービスだ。日々時間に追われている共働き世帯や子育て世帯から注目を集めている。
料金は1回6000円~1万2000円程度
仕組みはこうだ。シェアダインのホームページから、場所や日付で絞り込み、指名したい人を選ぶ。シェフにはそれぞれ「好き嫌い・偏食」や「妊活中の食事」「離乳食」「糖質制限」「授乳中」といったタグがついており、ユーザーは自分や家族の食の悩みやニーズに合わせてシェフを選ぶことができる。
約3時間で、12品前後(おおよそ4人家族の4日分、16食に相当)の作り置き料理を作ってくれる。価格はシェフが自由に設定できるが、1回6000円~1万2000円程度(交通費込み・食材費は別)。
同社には手数料として20%が入る。現在は東京や神奈川・千葉・埼玉の一部地域での利用に限られる。
登録するシェフは同社の面接や試験に通った人で、93%が資格保有者で、うち65%が管理栄養士や栄養士、調理士など国家資格を持つ人。残り7%程度は資格などとくに持たないが、料理教室の先生経験者や和食店で修行してきた人などだ。
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