中国、ネット動画投稿で実名登録を義務付け

「反共産党」の世論形成など警戒、規制強化

1月21日、中国当局は、国内のインターネットサイトに動画を投稿する際に実名登録を義務付ける規制を導入した。写真は中国動画サイト大手の優酷土豆のロゴ。北京で2010年12月撮影(2014年 ロイター/Soo Hoo Zheyang)

[北京 21日 ロイター] -中国当局は、国内のインターネットサイトに動画を投稿する際に実名登録を義務付ける規制を導入した。

中国の出版物やインターネットなどを規制する当局は、俗悪な動画や、過度に暴力的、もしくは性的な内容の動画などが投稿され、社会に悪影響を与えることを防ぐため、新たな規則を導入した、と説明した。

ネットの動画サイトにはしばしば、政府当局者の汚職や不正行為などの記録映像などが投稿され、国内社会問題に関する国民のコメントや批判が多く集まる。ネットの動画サイトに対する人気は非常に高く、ユーザー数は4億2800万人。動画投稿が可能なサイトには、優酷土豆や人人網などがある。

共産党は、反政府的な世論が形成されることを防ぐため、ネットやメディアの管理強化を進めており、昨年はブログ上に掲載されたうわさとみられる内容が500回以上再投稿されたり5000人以上に閲覧された場合は処罰の対象となるとの規制を導入した。

人権団体は今回の措置も共産党に対する批判を抑え込み、言論の自由を一段と奪うものだと批判している。

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