「不幸を招く」外れマンションの見分け方 「完璧な物件」など、どこにも存在しない

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できる限り2つのニーズを満たすマンションを探すには、どうしたらいいか。最近、「半投半住」という考え方が広がりつつあります。投資的な観点で「資産価値を維持しやすい」物件を「住まいとして買う」際にも気にかけましょう、という考え方です。つまり、自分たちが購入し暮らそうとしているマンションは、将来、貸したり売ったり簡単にできる物件なのかどうか、そこを意識するということです。

こうした「半投半住」を重視して物件を探している人から、「いろいろ見て回ったが、新築でも中古でもあまり価格が変わらない」という声を聞くことがあります。

確かに、東京23区、もっというと都心の千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、文京区、江東区などで「駅から5分以内」の中古マンションは、周辺で販売されている新築物件と、さほど価格が変わりません。人気のエリアのマンションは中古になっても値崩れしていないのです。裏を返せば、中古の価格が新築に比べて下がっている場合、そのエリアは長期的に資産価値を維持しづらい物件が多いと見ることもできます。

したがって、「新築・中古ともあまり価格が変わらないエリアを見つけて、新築・中古の縛りなく両方の物件を探す」が、「半投半住」のマンション探しの基本姿勢といえそうです。

価格に影響する要素が複雑で、物件はすべて「一点物」

マンションは需要と供給の関係で価格がほぼ決まりますが、人気のエリアのマンションが中古になっても価格が下がらないのは、古くても欲しい人がたくさんいるからです。

一方で、同じ建物のマンションであっても、間取りや階が違えば窓から見える景色も異なったりします。マンション価格が需要と供給の関係で決まるのは間違いないのですが、「不動産は一点物」といわれるように、マンション物件は、それぞれ「要素」条件が異なるので一つとして同じものがありません。中古物件になると価格に影響する要素がさらに増えます。

先日、マンション価格が年々上昇しているエリアで物件を見て回りました。新築時4500万円だった物件が、築10年経った現在は6500万円で売買されていました。相場は上昇基調とはいえ、それにしても強気な価格です。

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