ぐっちーさん「地方の人はプライドなさすぎだ」

なぜ「フランスの田舎」とこんなにも違うのか

毎年フランスを訪問しているぐっちーさんは今回はブルゴーニュに。フランスの地方と、日本の地方とは決定的に違うことがいくつもある(写真:takaom/PIXTA)

フランスにやってきました。

これで10年連続、毎年最低1回はフランスを訪れています。仕事柄、アメリカの頻度には及びもつきませんが、頑張ってやってきている外国の1つであります。3年前からは、同じく東洋経済オンラインに連載中の木下斉君(愛称きの)も伴って、ある意味定点観測となっております。

この連載は競馬をこよなく愛するエコノミスト3人による持ち回り連載です(最終ページには競馬の予想が載っています)。記事の一覧はこちら

フランスといえばパリもいいんですが、やはり地方経済に特徴あり、なのです。きのといろいろ打ち合わせ、昨年までボルドー、シャンパーニュと回って、今年はブルゴーニュの順番となりました。

この3都市はたまたま共通でワインという飲み物を軸に経済を展開しています。しかしながら、それぞれが独自の基準で規制を作り、基準に従わないようならば、参入を一切許しません。なおかつ特徴を法律で守ることによって、世界市場を相手に独自の文化を売り出し、直接世界市場から稼いでいる地域なのです。

フランスのように、地元にもっとプライドを持て

ワインの産地ではなくても、同じような展開はブルターニュやマルセイユなどでも同様に行われています。要するに、「ゆるキャラ」「B級グルメ」のように、日本全国「金太郎飴的な展開」などといったことは絶対にありません。

さらに、日本全国どこに行っても、海鮮丼が出てきてまぐろがのっているわけですよね(そもそも、地元の魚じゃないじゃん!! 例えば、信州の方には申し訳ありませんが、なんで信州の山奥で海鮮丼なんだ!!)。このように、わけのわからないことは一切ありません。その意味では、どの地方も妥協を許さず「俺の地元のものはこれだ」、という線を一歩も譲る気はありません。

次ページ仏の「ワイン御三家」は徹底的にブランドにこだわる
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