トヨタが次に狙うのは全車のハイブリッド化
2代目ほど飛躍的でないにせよ、新しい3代目プリウスも随所に工夫を凝らした。背面にはソーラーパネル(京セラ製)を設置。ファンを動かして室内を換気し、真夏でも始動時から冷房が利くようにしている。
排気量は1・5リットルから1・8リットルへと増やしたが、逆に燃費は向上させた。北米モデルでは米国基準(EPAモード)で、1ガロン当たり50マイル。日本モデルは未発表ながら、北米で46マイルから50マイルへ1割上げたことから、1リットル当たり39キロメートル近くまで行ってもおかしくない。
さらに販売面で、プリウスは従来の“聖域”を崩すことにもなりそうだ。3代目はトヨタ車では初めて、「トヨタ店」「トヨペット店」「カローラ店」「ネッツ店」の4チャネルすべてで販売される見込み。今はトヨタ店とトヨペット店でしか扱ってないが、他店からの「プリウスが欲しい」という要望を受け、方針を変える。普及車の多いネッツ店が扱うことには、トヨタ店などからの反発も強い。いずれチャネル統廃合にもつながりかねない決断に、トヨタは大胆に踏み切ろうとしている。
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