東大生が教える「文章に自信過剰な人」の盲点

うまく書けたはずなのに「伝わらない」ワケ

自分では「よく書けた」と思っていたのに、こんな顔をされたことはありませんか?(画像:EKAKI/PIXTA)
偏差値35から奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏。そんな彼にとって、東大入試最大の壁は「全科目記述式」という試験形式だったそうです。
「もともと、作文は『大嫌い』で『大の苦手』でした。でも、東大生がみんなやっている書き方に気づいた途端、『大好き』で『大の得意』になり、東大にも合格することができました」
「誰にでも伝わる文章がスラスラ書けるうえに、頭もよくなる作文術」を新刊『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』にまとめた西岡氏が、「自分ではうまく書けたと思っているのに伝わらない」人が見落としている、基本的な心構えについて解説します。

「せっかくいい文章が書けたと思ったのに、ぜんぜん伝わらない!」

『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』は、発売約2週間で7万部のベストセラーとなっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか? 僕もずっと、こういう悩みと向き合ってきました。

偏差値35だった僕が東大を目指すにあたっていちばんの課題だったのが、自分ではきちんと書けていると思っているのに「伝わらないし、評価されない」ことでした。東大の入試問題は全科目記述式で、国語だけでなく数学や社会や英語もすべて「文章を書く能力」が求められます。

たとえ答えがわかっていても文章として支離滅裂なら点にはならないし、伝わりにくいと容赦なく不合格にされてしまう。自分の文章のどこが悪いのかすらわからないほど作文能力が皆無だった僕には、過酷すぎる試験だったのです。

文章を作るというのは、意外といろいろなタイミングで求められるものです。僕のように記述の試験で求められるだけでなく、メールSNSの文章も、企画書報告書も文章を作る能力が求められます。

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