習近平、改革の統括グループを指揮へ 市場の懸念は後退するか
[北京 30日 ロイター] - 新華社は30日、中国の習近平国家主席が改革の統括グループを指揮すると報じた。
中国共産党は先月、第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)で大胆な改革案を承認。経済において市場が「決定的な」役割を果たすことを掲げ、改革の深化に向けた統括グループを創設する方針を明らかにしていた。
習主席自らが指揮を執るということは、1990年代に国営企業改革を推し進めた国家経済体制改革委員会よりも強力な組織になるとの意味が込められているとみられる。
また、国有企業といった既得権者の抵抗で改革が頓挫するといった市場の懸念が後退する可能性もある。
改革統括グループについては、李克強首相や上海市トップの韓正・市党委員会書記が指揮を執るとの観測があった。
*内容を追加して再送します。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら