スタートトゥデイも参戦、沸騰するC2C市場

「STORES.jp」を作った光本勇介氏が語る

――ゾゾマーケットは具体的にはどのような出店者を見込んでいるのか。

光本 今までのゾゾタウンが扱ってきたのは、アパレル市場の上位約2000ブランド。だが、アパレル市場全体には個人でやっているところを含め、星の数ほどの中小規模のアパレルブランドや小売店がある。ゾゾマーケットはこのようなブランド・店舗を対象にする。

アパレル市場自体は縮小している。ゾゾタウンが扱っているブランドは名が知れているので影響が少ないだろうが、中小規模のブランドや地方の小売店は打撃を受けている。こういったところがEC市場に参入し、オンラインで活躍できる場をゾゾマーケットで提供したい。結果としてアパレル市場全体を盛り上げていきたいと思っている。

――C2C分野ではアパレル以外にハンドメイド品を売るストアが多い。ブラケットは12月17日に手芸用品販売大手ユザワヤとの提携を発表したが、この分野も強化していくのか。

光本 ユザワヤもゾゾと同じで、集客・販売が得意だ。ハンドメイドの活動をしている人を大量に引きつけている。アパレルという最大カテゴリーではゾゾ、ハンドメイドではユザワヤという業界のトッププレーヤーと組んだ。ほかのカテゴリーでも他社と提携をしていきたい。ファンを持っている企業の力を借りて展開するほうが、結果的に顧客満足につながる。

気軽さが人気の秘密

――直接競合する簡単ECサービスとして、主婦の間で「フリル」(Fablicが12年7月提供開始)、「メルカリ」(メルカリが13年7月提供開始)など、スマートフォンに特化したフリーマーケット(フリマ)アプリがはやっている。何が人気に火をつけたのか。

光本 気軽さだと思う。「オンラインで物を売りたい」という個人の需要自体は非常に大きく、その中ではヤフーオークション(ヤフオク)が成長していた。だがヤフオクは出品の手続きがとても面倒。フリマアプリは瞬間的に物を出品・販売できるので、需要をとらえられたのだろう。

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