就活面接で落ちやすい人に共通する5つの態度

棒読み、逆質問せず…その対応が内定を逃す

評価を下げる面接特徴4 グループディスカッションのリーダーにこだわりすぎる

一次面接から最終面接まで、何段階も設けられることが多い面接で、初期の段階で実施されることが多いのが、グループディスカッションだ。一度に多くの就活生の選考ができる点や、集団の中でどのように振る舞う人物かを確認できる点で効果があり、取り入れる企業が増えている。

このグループディスカッションには、基本的な役割がある。リーダー、書記、タイムキーパーなどが主要な役どころだが、リーダーシップがあることをアピールしたいがために、リーダー役を買って出る人が少なくない。しかし、採用担当者はリーダー役だけを高く評価しているわけではない。むしろ、他にリーダー役をやりたい人がいれば譲り、自分は他の役割に集中するのも、調整能力の高さ、協調性が感じられて好印象だ。

もちろん、書記やタイムキーパー役の評価が低いわけではない。グループディスカッションは最後に話し合った結論を発表することが多いが、議論のポイントを押さえて的確な発表をするためには書記の情報処理能力が不可欠だし、議論が迷走しないように論点を整理し方向性を修正することができるタイムキーパーの役割も小さくない。

絶対に避けたいのは、傍観者でいることだ。発言がないと、参加意欲がないと疑われる。みんなが発言できる場づくりを心がけ、メンバーへの心配りも忘れずに、それでいて自分なりの意見をきちんと発言することが重要だ。

うまく言えなければ正直に「申し訳ありません」も手

評価を下げる面接特徴5 逆質問で何も聞かない

面接の終わりには、「最後に何かご質問、確認したいことはありませんか」と、必ずといっていいほど逆質問の時間が与えられる。何か特別な事情がない限り、質問はするべきだ。逆質問をしないと、そこまで志望度は高くないのかと判断されてしまう可能性もある。

しかし、何でもいいから質問すればいいというものでもない。評価を下げてしまう質問があるのだ。例えば、「御社の企業理念は何ですか」とか「御社の強みを教えてください」など、会社案内や採用ホームページを読めばわかる内容や、セミナーなどで説明済みのことを面接時にわざわざ確認するのは避けるべきだ。企業研究不足を疑われてしまう危険性があるからだ。

だからこそ事前準備は不可欠だ。「入社後の具体的なキャリアや成果を上げている社員に共通する特徴」など、仕事に対する前向きな姿勢が伝わる質問がおススメだ。また、面接官の個人的な考えを聞くのもいい。「入社の決め手は何ですか」とか「競合他社とのいちばんの違いはどこだと思われますか」といったことを質問することで、企業理解、仕事理解がさらに深まるだろう。

どうしても質問が浮かばない場合でも、「特にありません」と味気なく返答するのは避けるべきだ。「会社説明会やOB・OG訪問を通して、自分なりに十分理解できているので、特に質問はありません」などと、質問がない理由を伝えたほうがいい。あるいは、「本日の面接でさらに入社意欲が高まりました」と前向きな気持ちをつけ加えて返答するのも面接官への印象を高めるはずだ。

以上、面接時に注意すべきポイントをまとめた。しかし、どんなに万全の準備をしても、緊張で頭の中がホワイトアウト(真っ白)になってしまったり、想定以上に深掘りされて返答に困ってしまったりするかもしれない。そんなときは「申し訳ありません! 御社に対する志望度が高く、緊張で言葉が出てきませんでした」などと正直に打ち明け、改めて呼吸を整えてリカバリーしよう。面接官は決して敵ではない、むしろ緊張を味方につけ自分のすべてをぶつけるつもりで頑張ってほしい。

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