日経平均3日続落、外部環境への懸念が重し

TOPIXは上昇、投資家は個別企業の業績に関心

 1月24日、東京株式市場で日経平均は小幅ながら3日続落した。前日の米国株は上昇したが、米政府機関の閉鎖や貿易摩擦など外部環境に対する懸念は根強く、主力株に売りが先行した。写真は東京証券取引所で昨年10月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅ながら3日続落した。前日の米国株は上昇したが、米政府機関の閉鎖や貿易摩擦など外部環境に対する懸念は根強く、主力株に売りが先行した。相対的に出遅れ感のある中小型株が物色され、一時プラス圏に浮上する場面もあったが、ファーストリテイリング<9983.T>など指数寄与度の高い銘柄が下落し、上値が抑えられた。一方、為替が1ドル109円台半ばで安定していたことが支えとなり、売り圧力も限定的だった。

TOPIXは前日比0.36%高。東証1部の売買代金は1兆8897億円と低調で、4日連続の2兆円割れとなった。業種別では、陸運、食料品、サービスが安く、小売もさえない。半面、証券、金属製品、銀行などが上昇した。規模別ではTOPIX Small<.TOPXS> 、TOPIX Mid400<.TOPXM>がいずれもプラス圏を維持した。市場では「自律反発が一巡し、主力株には値ごろ感の買いが入りにくくなっている。投資家の関心は指数ではなく、個別の企業業績に向かっている」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、住友重機械工業<6302.T>が続落。同社は24日、グループ会社の不適切な検査をきっかけに全社的に品質管理調査を進めたところ、プラスチック機械事業部と連結子会社の3社で不適切な検査が行われていたことが新たに判明したと発表した。業績への影響などが懸念された。半面、カブドットコム証券<8703.T>はストップ高比例配分となった。KDDI(au)<9433.T>が同社への出資を検討していると伝えられ、時価を上回る買い付け価格が出されることへの思惑が浮上した。

東証1部の騰落数は、値上がり1419銘柄に対し、値下がりが624銘柄、変わらずが84銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      20574.63 -19.09

寄り付き    20506.24

安値/高値   20467.59─20620.72

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1552.6 +5.57

寄り付き     1540.72

安値/高値    1538.04─1552.77

 

東証出来高(万株) 114943

東証売買代金(億円) 18897.88

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