中国、中央政府機関から一部権限を剥奪

省庁再編に弾みつくか

12月11日、中国は、中央政府機関から一部権限を剥奪する。官僚主義の排除を狙ったもので、中国国務院が明らかにした。写真は11月、北京で撮影(2013年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[北京 11日 ロイター] -中国は、中央政府機関から一部権限を剥奪する。官僚主義の排除を狙ったもので、中国国務院(内閣に相当)が10日に明らかにした。

発表によると、中国国家発展改革委員会(NDRC)や環境保護省を始めとする中央政府の多数の省庁から82件の権限を剥奪する。

中国共産党は11月、一連の改革案を発表したが、それには、行政の簡素化を通じた市場開放のほか、「中央政府によるマクロエコノミーの管理を可能な限り最小限に抑えること」が盛り込まれていた。

関係筋は、今回の国務院の措置で、省庁再編に弾みがつく可能性がある、と指摘する。再編では、エネルギーや環境を扱う「スーパー省庁」新設や、NDRCの役割・責務の縮小などが見込まれている。

巨大な影響力を持つNDRCをめぐっては、経済に高圧的に介入しているなとどして、改革を求める声が強い。国務院の発表によると、NDRCからは今回、石炭生産免許の新規発行権限を剥奪する。

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