英下院、首相のEU離脱協定案を大差で否決

結果は賛成202、反対432、与党の一部も反対

 1月15日、英下院はメイ首相の欧州連合(EU)離脱協定案を反対多数で否決した。投票結果は賛成202、反対432で、歴史的大差で否決された(2019年 ロイター/REUTERS TV)

[ロンドン 15日 ロイター] - 英下院は15日、メイ首相の欧州連合(EU)離脱協定案を反対多数で否決した。投票結果は賛成202、反対432で、歴史的大差で否決された。

与党内の離脱派、残留派議員らも否決に回った。

野党・労働党のコービン党首は、メイ政権の不信任投票を24時間以内に行うよう呼び掛けた。

メイ氏は、議会が立場を示し、政府は耳を傾けたとの認識を示した。投票後、議会に「下院がこの協定案を支持しなかったことは明白だが、いったい何を支持するのかが今夜の採決で全く分からなかった」と指摘。「この政権が下院の信任を引き続き得ているのかを確かめる必要がある」と語った。

秩序だった形でEUから離脱したいと述べたほか、交渉可能な案に注力する必要があると指摘。また21日までに今後の方針について声明を出すとした。

閣外協力する北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)は、協定案に反対の立場を示していたが、不信任投票では引き続きメイ氏を支持すると説明した。

EUは、離脱協定案が引き続きベストの内容で、秩序立った離脱を確実に進める唯一の道と指摘した。

*内容を追加しました。

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