もはやインターンシップは「就活の主戦場」だ 多くの学生が3年生の8月から動き出している

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「2~3日」を望む学生の理由は「短すぎず、長すぎず」だ。

「1日では企業説明程度しか受けられない印象。逆に期間が長すぎると、業界も絞れていないのに、ほかのことに時間を割けなくなるため」(関西学院大学、文系・女性)

「1日では内容が浅くなってしまいがち。1週間となると学生への負担が大きい」(一橋大学、文系・男性)

「1日では会社の雰囲気や、求める人材について知ることは難しいが、2~3日かけてじっくり話を聞くとわかると思うから」(千葉工業大学、理系・男性)

長期を希望する学生は理系に多い

「1週間程度」を望む学生は理系が目立つ(58人中36人)。「2週間以上」でも理系が圧倒的で14人中12人。文系は2人しかいない。実験などで忙しい理系学生だが、インターンシップに参加するなら「十分な企業理解」をしたいと考え、その期間としては短期では無理だと考えているようだ。

「1週間より短ければ企業について理解できないが、1週間を超えると日程調整が難しい」(岡山大学、理系・男性)

「短期インターンシップのなかでも出来るだけ長期が望ましいが、たとえばサマーインターンなど、長期休暇中に複数社参加するとなると1週間程度が適当と考える」(東京農工大学、理系・男性)

「2~3日では社風や雰囲気がわかりきれない部分があると思うが、いくつかの企業を見て回るためには1週間程度でまわるのがいいかなと思う」(九州工業大学大学院、理系・男性)

就職を意識した理由もある。1週間も一緒にいれば人事や社員と食事する機会もあるだろうし、名前を覚えてもらえる。

「本選考に最も近い選考が受けられるため、またインターンの内容も考え込まれていて楽しいため」(早稲田大学、文系・女性)

「企業と業務の内容を深く理解できるうえに企業の方の印象に残るためにはそれくらいの期間が必要だと考えるから。また、2週間以上となると他社との日程調整が難しくなるため1週間程度が望ましいです」(東北大学、理系・男性)

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