米年末商戦、「サイバーマンデー」は2割増 スマホ経由のモバイルショッピングが牽引

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ブラックフライデーにはお店が混み合う、というのは古い話だ

モミの木の下に置かれた多くのプレゼントを家族や同僚、友人皆で開けながら祝う、アメリカのクリスマス。そのギフトなどを買って、お互いに贈り合う歳末商戦は例年、感謝祭(11月第4週の木曜日)の翌日(ブラック・フライデー、今年は11月29日)から本格化する。

しかし、最近はリアルな店舗に足を運んで、実際に試したり、触って買うよりも、オンラインによる購入が急激に増えている。

そのネットによる買い方も、大きく変化しつつある。「スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を使って、長い時間をかけて年末の買い物をする消費者が増えている」と、消費行動を分析するアナリストは解説する。

ブラックフライデーの人出は前年比5%減

多くの買い物客が小売店の売り出し商品を競い、真夜中から小売店前に列をなして目玉商品をねらう先週金曜の(黒字という意味の)ブラックフライデー。フタを開けてみると 、死者やケガ人が出た通年より落ち着いており、 前年比だと5%ほど買い物客が小売店鋪から減った。

その一方で、感謝祭が開けた出勤初日の月曜、「サイバーマンデー」のネット売上高は過去最高といわれる。 米調査会社のコムスコアは 12月2日月曜のサイバーマンデーの売り上げは、対前年同日比で20%増の20億ドルの売上高になるとの見通しを明らかにした。

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