米年末商戦、「サイバーマンデー」は2割増

スマホ経由のモバイルショッピングが牽引

サンフランシスコに向かう通勤列車の中で、サムスン電子製スマートフォンで、ベストバイのサイトを見ていたエドワードさんに声を掛けてみた。「息子がマイクロソフトのXbox Oneを欲しがるので、いくらで買えるのか値段を調べていたところ。ソニーのPlaystation4の方が安いんだね」。

サイバーマンデーで、売れ筋商品なのが、その直前に新発売となったソニー、マイクロソフトの家庭用ゲーム機に加え、アップルのiPad、iPad mini、サムスンのギャラクシータブ、アマゾンのキンドルファイヤーHDXなどのタブレット端末だ。

 年末商戦のうち13.7%がネット

今年の感謝祭から の休暇は、米大手ホテルチェーンが部屋代を値下げした影響もあり、家族でリゾートホテルに泊まる米国人も多かった。

その休暇帰りの空港で、スマートフォンを片手にサンフランシスコ便を家族と一緒に待っていたリタ。「iPhoneで買いたいものをチェックしているところ。サイバーマンデーのセールはアマゾンから買う予定」と説明してくれた。

IBMデジタル・アナリティクス・ベンチマークによると、スマートフォンやiPadなどのモバイル端末を経由した売上高はネット売上高全体の約16%を占めている。まだ比率はそれほど高いわけではないが、今後はモバイル端末から商品を購入する消費者が増えていくだろう。移動時間やちょっとした合間の時間を利用してモバイル端末から買い物をする習慣が定着すれば、全小売りに占めるネット売上高の割合も増えていくことだろう。

全米小売業協会は、年末商戦の小売販売高は6021億ドル、そのうち13.7%の820億ドルがネット売上高になると見込んでいる。

ネット比率は上昇が続いており、いずれはデパート、ブティック、スーパーマーケットの売り場から、詳しい商品説明をできるような店員が減っていくかもしれない。

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