「SUV」が世界の新車市場を席巻した本質理由 もしホンダがスーパーSUVに参入したら?

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シェアリングがメジャーになっていくなか、SUVのブームは続くのか(撮影:梅谷秀司)

西村:ホンダが北米で売っているアキュラには、強力なエンジンを積んで10速ATとレジェンド譲りのSH-AWDを組み合わせたSUV「RDX」があります。確か左ハンドルしか造っていなかったはずですが、国内に入れたら一定数受け入れられる可能性はありそうです。

藤島:SUVが各メーカーの個性を表すツールだと考えれば、ホンダにもスーパーSUVというラインナップはあってもいいですよね。

SUVの競争は今後も激化

――この先のSUVブームをどう展望していますか。

西村:大きく右肩下がりにはならないと思うけれども、飽和状態には確実に近づいている。まずエッジの立った高額なSUVだとか、極端に小さなSUVとか、最大公約数的な要素を持たないSUVが最初に淘汰されていくでしょう。一方で、走行性能を高めたアルファロメオのステルヴィオや、新たなデザインテイストを携えたBMWのX2など、総合性能が高く、それでいてある部分に特化したSUVの活路は出てくると思う。

森口:この先シェアリングがメジャーになっていくだろうけど、SUVはシェアリングになりにくいカテゴリーだと思います。もっと小さくて小回りが利くクルマのほうがシェアリングのメインになる。そういう部分では、今までどおり造って、売って、買うビジネススタイルが通用しやすい。でも大体もうほとんどのブランドから出ているし、これからは競争が激しくなってその中で落ちていくモデルも出てくる。

藤島:所有する喜びや自分らしさを演出するツールとして考えたときに、やはりSUVは魅力的。まだまだ新しさを表現するベースの可能性はいろいろあると思う。ただ、これは必要、これはいまいちというのは歴然とした差になる。もう少し整理されていく気はしますよね。

成相 裕幸 会社四季報センター 記者

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なりあい ひろゆき / Hiroyuki Nariai

1984年福島県いわき市生まれ。明治大学文学部卒業。地方紙営業、出版業界紙「新文化」記者、『週刊エコノミスト』編集部など経て2019年8月より現職。

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