マツダ「CX-8」発売1年、掛け値なしの通信簿

3列シートSUVは市場にどう受け入れられたか

昨年9月に行われたマツダ「CX-8」発表会から1年。消費者の反応はどうだったのだろうか(撮影:尾形 文繁)

マツダ「CX-8」が、昨年12月の発売からまもなく1年を迎えようとしている。

CX-8は国内においてマツダの最上級SUV(スポーツ多目的車)と位置づけられ、初の3列シートによる6~7人乗りを実現した。もともとは排気量2.2リッターのディーゼルターボエンジン1本だったが、この秋に2.5リッターのガソリンエンジン(自然吸気とターボ)を追加。商品内容を充実した。

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そんなCX-8とはどんなクルマなのか。これまでの販売動向などとともに総括してみたい。

CX-8は3列目の空間を生み出すため、米国で販売されている「CX‐9」のプラットフォームを活用し、「CX‐5」に比べ全長を36㎝伸ばしている。車幅は、国内での利用を考慮してCX‐5と同じだ。

最上級SUV初の3列シート

その3列目の座席は、1~2列目に比べ床が高くなる分、やや膝を抱える着座姿勢になるが、それでも「できるだけ膝を抱える格好にならないように作った」とマツダが説明するだけあって、窮屈な印象はない。やや膝を横へずらす格好で座れば、それなりの居心地は確保できる。昨今、3列シートを持つSUVが増えているが、CX‐8は3列目も通常どおり利用できる配慮を感じる。また、室内の静粛性も高く、たとえば3列目と運転席とでの会話が成り立つ。

日本自動車販売協会連合会(自販連)がまとめた2017年の乗用車ブランド通称名別新車販売ランキング(軽自動車除く)によると、昨年9月の予約受付開始日から11月にベスト50入りをし、49位で726台を販売。翌12月は2000台を超えて「CX‐5」に次ぐ順位となる33位につけた。年が改まり、2018年になるとCX‐5を上回るようになった。2500~4000台を販売し、20位台後半から30位前後で推移する。しかし今年10月は1500台を割る水準になっている。

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