政府の外国人労働者受入れ策が「0点」の理由 だから日本では永遠にダメ経営者が生き残る

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さて、ここからは競馬ファン御用達の競馬コーナーだ。

今週末は京都競馬場の芝1600mコースでマイルチャンピオンシップ(G1、18日11R)が行われる。今回は、突出した実績のある図抜けた実力馬はいないが、マイルのG1を勝ってもおかしくない馬がかなりの数エントリーしており、レースとしては「粒ぞろいのメンバーが揃って面白い」のだが、予想する上では相当に悩ましい。

マイルCSの本命は3歳馬ステルヴィオ

本命には3歳のロードカナロア産駒ステルヴィオを採りたい。古馬との初対戦になった前走の毎日王冠では、先行したアエロリットに向いたペースだったが、出走馬中最速の上がりタイム33秒2で0.2秒差の2着まで追い込んだ。

本命とほぼ同格の対抗は、安田記念の勝ち馬でC.ルメール騎手が騎乗するモズアスコットだ。10キロ増でスワンステークスを試走して2着という臨戦過程でこのレースに照準を合わせて来たと見る。

単穴には、昨年の勝ち馬ペルシアンナイトを選ぶ。5着だった前走が今一つだったが、今回はコース、距離、季節、何れもぴったりなので侮れない。

ロジクライ、アエロリット、エアスピネルの3頭が連下候補だ。

こうしてリストアップしてみると、エアスピネル(福永祐一騎手騎乗)を除く6頭中5頭が外国人騎手の騎乗馬だ。日本の競馬は、すでに「外国人労働者」抜きにはレベルを保つことができない状況になっている。

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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