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「ヨックモック」日本人が意外と知らない源泉 実はスウェーデンにある小さな町だった

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  • 市川 歩美 ジャーナリスト/チョコレートジャーナリスト
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2019年には、ヨックモックが設立50周年を迎える。JOKKMOKK観光局長トーマス・プランドローヴ氏は「2019年にはぜひJOKKMOKKへお越しください。観光局をあげてお祝いします」と、大歓迎しているという。

ヨックモック観光局内には、ヨックモック歴代のクリスマス缶が並ぶ(写真提供:ヨックモック)

2019年にJOKKMOKKを初訪問予定の4代目社長となる藤縄武士氏は「50年間名前を使わせていただいていることへの感謝の気持ちを伝えたい。また、創業者が当時見た風景とおもてなしを肌で感じ、創業の原点を知り、創業者の気持ちに少しでも近づきたい。自分なりに感じることがあるのではないか」と話す。

国交150年記念のお祝いメニューも

2018年の今年、ヨックモック青山本店では「日本・スウェーデン国交樹立150周年」を祝い、スウェーデンの文化「フィーカ」を楽しむメニューを展開した。スウェーデンにはお茶とお菓子を、家族や仲間とゆっくりと味わい、共有する「フィーカ」という習慣がある。心も満たすあたたかな時間を、スウェーデン人は大切にしているのだ。

設立の年に生まれた「シガール」(写真:ヨックモック)

ヨックモックを代表する葉巻状のクッキー「シガール」は、ロングセラーで、今や年間生産数1億1500万本となった。贈ったり贈られたり、クッキーが入っていた缶をいつまでも小物入れにしている、という家庭もあるだろう。

ヨックモック。あたたかな響きで、どこかメルヘンチック。楽しい記憶が呼び起こされる読者が多いはずだ。創業者の藤縄則一氏は「菓子は人間の生活に欠くことのできないものである」という信念を持っていた。地図を広げた彼が見つけた小さな町の名は、いまも日本で多くのおもてなしをつないでいる。

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