ローソン「最高価格ロールケーキ」投入のワケ ゴディバと共同開発、価格は1個395円
コンビニエンスストア大手のローソンが、”過去最高価格“のロールケーキを投入した。
高級チョコレートを手掛けるGODIVA(ゴディバ)と共同開発したショコラロールケーキだ。価格は税込み395円。ローソンは2009年9月以降、104種類のロールケーキを販売してきたが、その中で最も高い価格設定となる。
発売初日で20万食を販売
3週間の期間限定で、6月6日から販売を開始した。カカオの香り高いチョコレートクリームを、チョコレートのスポンジケーキで包んだ。まさにチョコづくしの商品。250万食限定で、発売初日だけで20万食が売れた。
ゴディバは、チョコレートやアイスバーなどのナショナルブランド商品をセブン-イレブンで販売した実績はあるが、コンビニチェーンと共同開発した生菓子を日本で展開するのは今回が初めてとなる。
ローソンとゴディバがタッグ結成に至った背景には、ある企業が深くかかわっている。ローソンの親会社である三菱商事だ。
昨年の秋、ゴディバブランドのオーナーであるトルコ企業と、以前から接点があった三菱商事との間で、今後のビジネスにおいて何らかの取り組みができないかという話が持ち上がった。その際に、三菱商事側からローソンと共同でスイーツを展開しようという話を持ちかけたという。
昨年11月に日本法人であるゴディバ ジャパンとローソンの担当者が顔を合わせ、共同開発に向け動きだした。ローソン側から共同開発商品として30種類に及ぶスイーツをゴディバ側に提案。最終的にはローソンが高い販売実績を誇るロールケーキに決まった。
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