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「本の読み聞かせ」が親子共に効果絶大な根拠 子育てを楽にしたければスマホよりも本を

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  • 川島 隆太 東北大学加齢医学研究所 所長
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この調査では「育児ストレスインデックス(PSI)」と呼ばれる心理検査を用いて、母親がアンケートに回答する形式で実施しました。

前項の図を見ると、母親自身の要因(たとえば健康状態)で感じるストレスも微妙に減っているように見えますが、統計的には差があるとは言えません。それよりも、子どもの行動に対して母親が感じるストレスが低減しています。これは、たとえば子どもが言うことを聞かないために、母親が嫌な気持ちになるといったストレスを表します。

読み聞かせと母親のストレス減少の関係

細かく見てみると、特に子どもの機嫌の悪さや、落ち着きのなさ、新しい刺激への慣れなさといった側面が原因となって生じる母親のストレスが少なくなっています。

親から見た子どもの変化(『「本の読み方」で学力は決まる』より転載)

つまり、母親は、読み聞かせの結果、子どもの気持ちや行動が落ち着いて、新しい場面であってもじっくりと取り組んだり、あるいは振る舞ったりできるようになったと感じたのではないかと推測できます。

さらに、「読み聞かせをしたから母親のストレスが減った」ことを証明するために、読み聞かせをした時間(分)と親のストレスの変化の関係をデータ解析した結果、「読み聞かせの時間が多いほど、母親の子育てストレスが低くなる」という結論になりました。

母親ストレスの変化と読み聞かせの長さの関係(『「本の読み方」で学力は決まる』より転載)

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【読み聞かせが子どもに与えた変化】

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