死んでいる会社の「勘違い課長」、6大共通NG

「いつも机に」「妥協ばかり」…御社は大丈夫?

「死んでいる会社」の課長に見られる6大NGの1つ目は、課長が「机にしがみついて」ばかりいることである。

現場に行く時間は「意図的」につくる

【1】「机にしがみついて」ばかりいる

創造や変革を生み出すためには、まず「現場に赴き、観察する」ことが必要不可欠である。現場は変化の最前線である。現場という変化の真っただ中にいる課長は、つねに現場を観察し、「未来の予兆」を感じる重要なポジションにいる。

「生きている会社」の課長は、現場に赴く時間を意図的に捻出し、現場をじっくり観察している。そして、自分の眼でリアリズムを直視し、「未来の予兆」をいち早く感じとり、創造や変革につなげている。

しかし、「死んでいる会社」の課長は現場に行こうとしない。「管理職になったのだから」「会議が多いから」という都合のよい理由をつくり、「机にしがみついて」いる。

「リアリズムを感じ取ることができる」という、課長ならではの最大の強みを自ら放棄してしまっているのだ。

【2】「会社の常識」から決して外れない

「会社の常識」を疑い、それを否定するのは、とても勇気がいることだ。確かに、これまでやってきた延長線上で行ったほうが楽だし、無難である。大きな失敗はしないかもしれない。

そのため、「死んでいる会社」の課長ほど、リスクをとらず「会社の常識」の枠を超えるようなことはしない。知らぬ間に「会社の常識」に毒され、これまでの基準を当てはめて考えることしかできなくなっている。

しかし、日本企業は大きな地殻変動の真っただ中にいる。リスクをとらないことが最大のリスクなのである。

一方、「生きている会社」の課長は、「会社の常識」を疑い、その常識を否定し、果敢に跳ぼうとしている。「跳ぶ」とは、これまでの常識を打ち破るような飛躍的な発想を打ち立てることである。

一見、「常識外れ」に思われる発想こそが「未来の常識」であり、真の独創性が潜んでいる。「跳ぶ力」こそが企業進化の源泉である。

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