プロ野球、短期決戦で勝ったチームの共通点

リーグ優勝の西武をCSで破ったソフトバンク

西武も2戦目に自慢の打線が爆発し、一矢は報いましたが、3戦目以降は3連敗を喫し、リーグ戦では独走優勝したチームが日本シリーズに出られないという、残念な結果になってしまいました。

日本シリーズ出場を決めたソフトバンクは、クライマックスシリーズを毎年戦っているような常連チーム。今回は打線が活発で打ち勝った試合が多いように思われますが、投手陣を含めた“チーム力”が非常に充実しており、実力も経験も持ち合わせた選手の集まりで、試合巧者であるということは言うまでもなく、常勝軍団と言うにふさわしいチームだと実感します。つまり、勝ち方を知っていた、というべきでしょうか。

クライマックスシリーズが終了し、日本シリーズが今月27日から行われますが、短期決戦では何が起こるかわかりません。

試合の流れをつかむうえで、やはり重要なのは“どれだけ失点をしないか”、“どれだけミスを抑えることができるか”、という投手力と守備力がやはり大事になってくると思います。

“打線は水もの”とよく言われますが、打てなくても0点に抑えれば、負けることはありませんから。

日本シリーズで戦う広島カープもソフトバンクも、先述の通り本当に強いチーム。どちらが日本一になるか、興味深くみていきたいと思います。

最下位のイーグルスは来季どう再起するのか

さて、私の古巣・楽天について。シーズンが終わり、地元仙台で秋季練習がスタートしています。

平石新監督のもとスタッフも大幅に変わり、来季に向けての準備が始まっていますが、今年の悔しさを忘れてはいけないと思います。

今年、最下位という事実をしっかり受け入れ、どこを修正すれば来季Aクラス入り、さらにその上の優勝に近づけるかしっかりと検証して、課題をひとつひとつクリアしていかなければなりません。

来年の開幕までにやり残したことがないくらい徹底的に身体を追い込む“練習”(アナログに思えるかもしれませんが、実はいちばん有効で重要です)と、“頭のトレーニング”(バッテリーでいえば配球など相手の研究、打者は相手投手の研究や試合展開での状況判断力強化)を並行して取り組んでほしいと思います。

若手主体の秋季練習になるとは思いますが、ベテランも含めてチームのレベルアップを図ることです。

来季、“強い楽天”を期待しています!

次ページ今だから語る 合併問題を振り返る
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • 最新の週刊東洋経済
  • ブックス・レビュー
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
米国・イランのチキンゲーム<br>本質を知るための5大論点

ソレイマニ少将の殺害、報復攻撃と、米国とイランの対立が先鋭化し、年頭から世界を震撼させました。中東情勢が激動する中で、注視すべき事態の本質とは。国際政治からイラン経済まで、日本屈指のプロ5人に見立てを聞きました。