日経平均2万2500円台回復、今後は買えるのか

「高値引け」でもやっぱり強気になれない?

 10月16日、東京株式市場で日経平均は大幅反発し高値引けとなった。自律反発狙いの買いが先行した後は売りに押され、下げに転じる場面があったが、安値圏では押し目買いに支えられ底堅く推移した。写真は都内で9月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反発し高値引けとなった。自律反発狙いの買いが先行した後は売りに押され、下げに転じる場面があったが、安値圏では押し目買いに支えられ底堅く推移した。後場に断続的な先物買いが入り、上げ幅を270円超に拡大。指数寄与度の高い値がさ株の上昇が底上げに寄与し、2万2500円台半ばで取引を終えた。

TOPIXは0.74%高。セクター別では鉱業や不動産、鉄鋼が上昇率上位にランクイン。精密機器やサービス、空運がさえない。

ファーストリテイリング<9983.T>、ファナック<6954.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>の3銘柄の上昇が、日経平均を約136円押し上げる要因となった。中国9月消費者物価指数の発表を受け、中国景気の先行きに対する過度な懸念が後退。米株価指数先物が上昇し、ショートカバーを誘発した。

大型株で構成するTOPIXコア30は1.49%高となった一方、小型株が集まるTOPIX Smallは0.10%安。年初来安値を更新した。東証1部の値上がり銘柄の割合も52%にとどまった。

市場では「米金利上昇によるグロース株のバリュエーション修正は一段落したが、為替条項やブレグジット懸念など悪材料が相次いでいる。リスクオフの円高という感じにはなっていないが、強気にもなりにくい」(セゾン投信・運用部長の瀬下哲雄氏)との声が出ている。

個別銘柄ではNTT都市開発<8933.T>がストップ高比例配分。NTT<9432.T>は15日、NTT都市開発の完全子会社化を目指し、1株1680円で株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。株価はTOB価格にさや寄せする動きとなった。

半面、KYB<7242.T>が大幅安。同社は16日、建築用の免震・制震用オイルダンパーの一部の検査工程において、データの書き換え行為があったと発表した。不正発覚を嫌気した売りが膨らんだ。

東証1部の騰落数は、値上がり1112銘柄に対し、値下がりが910銘柄、変わらずが87銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値     22549.24 +277.94

寄り付き   22298.20

安値/高値  22269.53─22549.24

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1687.91+12.47

寄り付き     1675.15

安値/高値    1672.02─1688.11

 

東証出来高(万株) 126021

東証売買代金(億円) 24823.01

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