不登校の理由を「わからない」と言う子の本心 大人にとっての「それぐらい」が心底しんどい

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(画像:不登校新聞)

今だから話せる作者・りゃこのつぶやき

カゼを引いたのをきっかけに、緊張していた自分のなかの糸が切れ「もうがんばれない、学校に行きたくない」と強く思うようになりました。

当記事は不登校新聞の提供記事です

驚いた親は理由を知りたがるのですが、ハッキリした理由がないので、尋ねられても「わからない」と答えていました。そして、適当な言葉が出てこない自分にもどかしさも感じていました。

でも、もしかしたら……「音がしんどい」と言うと「学校はそういうところだ」。「みんなと決まったことをするのが苦手」と言うと「それぐらいで?」と言われるのが怖かったのかもしれません。そう感じない人にとっては「それぐらい」のことでも、私にとってはすごくエネルギーを要することでした。

うまい言葉が見つからない、言っても理解されないかもしれない……、今思い返せば、それらをひっくるめて「わからない」と言っていたように思います。(りゃこ)

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不登校新聞

日本で唯一の不登校専門紙です。不登校新聞の特徴は、不登校・ひきこもり本人の声が充実していることです。これまで1000人以上の、不登校・ひきこもりの当事者・経験者が登場しました。

また、不登校、いじめ、ひきこもりに関するニュース、学校外の居場所情報、相談先となる親の会情報、識者・文化人のインタビューなども掲載されています。紙面はすべて「親はどう支えればいいの?」という疑問点から出発していると言えます。

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