鉄道事業を分割する理由について、藤原常務は「事業環境を取り巻く環境の変化へいっそうのスピード感を持って対応するため」と語る。今年3月に発表された「中期3か年経営計画」の時点では「分社化については検討していなかった」としており、この半年で急速に浮上したようだ。
ただ、分社化しなくてはスピード感がある鉄道運営ができないのかというと、そんなことはないだろう。ほんの2年前、東急の幹部は「鉄道などを子会社化することにあまりメリットはない」と発言していた。鉄道と不動産の両方が関係する駅の再開発のように、複数の事業にまたがるプロジェクトについては、一つの会社で行うほうがスムーズに進めることができるからからだという。
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