今さら復活「トロリーバス」に隠された新技術

プラハで46年ぶり導入、新世代の乗り物に?

プラハに復活したトロリーバス。ニュースなどでかなり報じられたため、市民の関心も高く、バスを見て振り返る人も多かった(筆者撮影)

架線から取り入れた電気で道路上を走行する「トロリーバス」。路面電車と異なり線路が不要という手軽さや、排ガスを出さない環境性能の良さが特徴の交通機関だ。

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チェコ共和国の首都・プラハ市では2018年7月1日より、市内北部のパルモヴカ―レトゥナニィ間でトロリーバスの運行を開始した。新たに58番という系統番号が与えられた同路線は、まだ試験的な運行であるため、ほかの通常路線バスと重複する区間を約1時間間隔で走る。

同市のトロリーバスは1972年10月16日にいったん廃止されており、今回は約46年ぶりに復活した形となる。なぜ今、あえてトロリーバスなのだろうか。

かつては東京にもあったが…

トロリーバスは、ディーゼルの大型バスがなかった時代は輸送力増強の切り札としても重宝され、かつては日本でも大都市を中心に普及していた。東京にも最盛期は50km以上の路線があった。

プラハに約46年ぶりに復活したトロリーバス。従来の欠点を解消するため、最新の技術を取り入れている(筆者撮影)

しかし、その後の大型バスの普及などで、架線の下しか走れないトロリーバスは一般のバスと比べて運用の柔軟性に欠けるなどの短所から、都市部で運行されていたものはすでに全廃されてしまった。

現在日本で運行されているのは立山黒部アルペンルートの2路線のみだが、このうちの1路線である関電トンネルトロリーバスは2018年度で廃止が決まっている。

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