食べてOK!やせる「麺類の食べ方」4つのコツ ラーメンもパスタも!「超簡単な方法」は?
まずは、ランチの定番メニューのひとつ「ラーメンの食べ方」について紹介します。
ラーメンは「具だくさん」、パスタは「トマトベース」
ラーメンは、いわずと知れた高カロリー食。やめたほうがいいのはわかっているけれど、どうしても食べたい……。そんなとき、食べるなら具もないラーメンのほうがカロリーも少なくてダメージは小さい気がしませんか?
でも、じつはラーメンの「具材が多いほう」が、ダイエット的にはいいのです。麺類など精製された糖質を多く摂ることは、食後血糖値の上昇をおこします。その結果、体内に糖を取り込み脂肪としての蓄積を促す「インスリン」が過剰に分泌され、体へのダメージも招くことになってしまいます。
このようなことを防ぐためには、食前に血糖値の上昇を抑える食物繊維やたんぱく質を摂ることが効果的です。それにより「インスリン」の分泌が抑制されることがたくさんの試験でわかっています。
また、具材に含まれるビタミンがラーメンに含まれる糖質や脂質の代謝を助けたり、食物繊維が腸内環境の改善を助けたりします。さらに、たんぱく質が腹持ちをよくしてくれ、脂肪燃焼に必要な筋肉の減少も防げるのです。
ダイエットにとって大切なのは食べる「量」よりも「バランス」。食べたものをきちんとエネルギーにするには、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が必要なのです。
ラーメンの具材によくあるメンマやわかめには「食物繊維」、卵には「たんぱく質」、長ねぎには「ビタミンB1」の吸収を助ける香り成分の「アリシン」など、体に必要な栄養素が含まれています。
また、とんこつよりも醤油ベースのほうが多くの場合、低カロリーなので、迷ったら醤油ベースを選ぶことをおすすめします。
つまり、麺ばかりのラーメンよりも、具材が山盛りになった「全部載せ」のほうが結果的に「太りにくい食べ方」になるのです。
さらに、麺ばかりのラーメンだと、ついつい麺を食べすぎてしまったり、満足しきれずに逆にドカ食いしてしまったりすることにもつながるので、ぜひ「具だくさん」のものを選んでみてください。
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