インターンに「右往左往」する前にすべきこと

内定への近道は、結局「学生の本分」だ

サマーインターンシップは、将来のキャリアを形成するためのファースト・ステップです。そのため、まず、キャリアを考えるうえでの基本中の基本についてお伝えします。

キャリア形成の3つの輪とインターンシップ

1.キャリアデザインの3つの輪

「キャリアデザインの3つの輪」という考え方があります。3つの輪とは、「やりたいこと」「やれること」「やるべきこと」です。

自分の「やりたいこと」を明確にし、それをやるために「やれること」を広げ、その力をつけめために「やるべきこと」を着実に積み重ねることの重要性を説く考え方です。

キャリアデザインにおいては、この「やりたいこと」「やれること」「やるべきこと」の3つの輪の「重なりの部分」を大きくしていくと同時に、「輪自体」を大きく広げていくことが大切になってきます。

私は、このキャリアデザインの3つの輪を基本に、今後の就活、ひいては学生生活全般を設計することが、何よりも大切なことであると考えています。

2.インターンシップとの関連

キャリアデザインをインターンシップに当てはめて考えると、次のようになります。

「やりたいこと」:自分のやりたいことを考える際には、「自己分析」が欠かせません。しかし、いくらこれまでの自分を振り返り、分析したとしても「やりたいこと」を導きだすことはできません。なぜなら、「やりたいこと」は学生がまだ経験していない社会そのものや、企業活動の中にあるからです。そのため、「やりたいこと」を考えるうえで、インターンシップは非常に有効です。

「やれること」:企業が学生を評価する際の観点は、「自社で活躍・貢献できるか」の1点に尽きます。つまり、自社で「仕事をやれる力」があるかが問われます。そのため、「入社難易度の高い企業」へのインターンシップに応募し、選考を受け、実際に選ばれた学生と3~5日間のインターンシップを経験することは、現在の自分の「やれること」(仕事をする実力)を知るうえで大きな意味があります。

次ページこの時期、ほんとうに「やるべきこと」とは?
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