大人の男性には新品の「真っ白な服」が必要だ 35歳からの「清潔感を作る」5つのルール

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――値段が高いけれど古くよれた白より、多少安くても新しい白がよいということですね。確かに白は汚れやすいですし、手ごろな価格のほうが安心して着られるという人は多いかもしれません。

Tシャツについては、その起源を考えるとわかりやすいかもしれません。Tシャツは、元々は肌着が変化したものですから、すぐによれてきてしまうのは当たり前なんです。長い間、大切に着るために作られた洋服ではない、“肌着”だと考えれば、男女ともに、白いTシャツはつねにアップデートしておかないといけないというのも理解しやすいのではないでしょうか。

30代、40代の男性で、白い服がうっすら汚れているなんていうのは、絶対にダメ。男性は、年齢を重ねると貫禄や余裕が出てきますが、歳を重ねるにつれて、清潔感が減っていくことは現実に多いのです。そこはファッションで補わないといけない。だから、とにかく白がきれいなものにしておくことがいちばん大切なんです。

Tシャツを1枚で着るというファッションは危険

ルール③ 夏場に1枚で着るなら、Tシャツではなくポロシャツを

――先ほど、女性よりも男性のほうが体型変化は激しいという話がありましたが、その点でも気をつけることはありますか?

きちんと身体を鍛えている人でなければ、Tシャツを1枚で着るというファッションは危険です。シャツの上にジャケットかシャツを重ねたほうが良いでしょう。

先ほどお話ししたとおり、Tシャツの起源は肌着なので、肌着で歩いても格好良いかどうか、客観的に考えてみるといいと思います。

――「迷ったらネイビー」というルールがありましたが、紺色であっても、Tシャツ1枚というのはやめたほうが良いということですね。

そうですね。ネイビーでも引き締まった身体の持ち主でなければ、Tシャツ1枚はやめたほうが良いかと思います。ウールやカシミヤのニットを重ねたり、シャツを重ねたりするほうが素敵に見えるはずです。真夏でどうしても薄着にしたいということであれば、ポロシャツのほうがゆとりがあるので、良いですね。

ルール④ サイズは必ずジャストサイズで ピチピチでもダボダボでもダメ

――確かに、Tシャツよりポロシャツのほうがゆったり着られる印象がありますね。サイズ感は、ぴったりピチピチではなく、やや大きめでゆったりしたほうが良いのでしょうか?

確かに、小さめでピッタリしたものではないほうが良いですが、だからといって大きめのものを着たら、「着せられている印象」になってしまうので、そこはきちんとジャストサイズを選んだほうが良いと思います。

若いときは、大きめのTシャツやダボダボのパンツでも可愛く見えるけれど、歳を重ねるにつれて、知性を感じるようなファッションに変化させていったほうがマッチしますね。

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