発売半年で100万本超えを記録、書くたびに芯が回るシャープペン

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 今年3月に発売された三菱鉛筆の「クルトガ」が、シャープペンシルとしては異例のヒットを飛ばしている。中高生を中心に人気を集め、発売後半年で販売本数100万本超えを記録。初年度80万本という販売目標を2倍上回るペースで売り上げを伸ばしている。

従来のシャープペンは、書き続けていると芯先が偏って磨耗し、字が太くなるのが難点だった。クルトガは書くたびに、内蔵した歯車が筆圧で少しずつクルッと回転する。40画で一周するため、いつでも先のとがった芯で細い字を書くことができる。こうした特徴を製品名にもそのまま反映させた。ちょっとしたアイデア製品だが、三菱鉛筆の研究員が5年がかりで商品化にこぎ着けた力作だ。

三菱鉛筆では、2006年に国内発売した油性ボールペン「ジェットストリーム」がロングヒット。独自のインク製法による滑らかな書き味が人気を呼び、今も世界中で売れ続けている。クルトガもアジアで販売を開始したが、国内と比べて販売量はかなり少ないという。「現在は生産が追いつかないうえに、好まれる文字の太さが国ごとに違う」(三菱鉛筆)。太字が好まれる英字文化の欧米でも、今のところ発売時期などは未定。ロングヒット製品に育つかどうかは、今後の海外展開もカギを握りそうだ。
 
(柿沼茂喜 =週刊東洋経済)

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