トルシエ氏、西野監督は「アドバンテージだ」 「「チームに勢いをもたらす可能性がある」
[モスクワ 16日 ロイター] - サッカーの元日本代表監督、フィリップ・トルシエ氏は、バヒド・ハリルホジッチ前監督に代わり、西野朗氏が日本代表監督に就任したことは、ワールドカップ(W杯)ロシア大会でチームに勢いをもたらす可能性があるとの見方を示した。
W杯6大会連続出場の日本は19日、1次リーグH組の初戦でコロンビアと対戦する。日本はW杯開幕まで2カ月と迫った4月、成績不振を理由にハリルホジッチ前監督を電撃解任した。
ハリル氏はエンジンの音にしか集中していなかった
西野氏の監督就任について、トルシエ氏はロイターに対し、「アドバンテージになる」とコメント。「ハリルホジッチ氏は選手たちとのコミュニケーションに関しては、チームの構造、エンジンの音にしか集中していなかった」と述べた。
さらに「それは仕事の60%くらい。魂、コミュニケーションと一体感がなければ勝つことはできない。フェラーリのエンジンも必要だが、チームの全員に愛されることも大切」とし、西野氏にはこれらが可能だと話した。
西野氏は就任後まだ3試合しか指揮していないが、日本を1996年オリンピック出場に導くなど、日本サッカー界で豊富な経験を持っている。
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