日米韓、「北朝鮮の非核化」に向けて連携へ

外相会談で一致

 6月14日、河野太郎外相(写真右)、ポンペオ米国務長官(同左)、韓国の康京和外相(同中央)は、先の米朝首脳会談を受けてソウルで会談し、北朝鮮の非核化を確実にするため、3カ国が連携していくことで一致した。写真はソウルでの代表撮影(2018年/ロイター)

[ソウル 14日 ロイター] - 河野太郎外相、ポンペオ米国務長官、韓国の康京和外相は14日、先の米朝首脳会談を受けてソウルで会談し、北朝鮮の非核化を確実にするため、3カ国が連携していくことで一致した。

ポンペオ長官は3者会談後の共同記者会見で、完全な非核化が実現するまでの間、北朝鮮に対する厳しい制裁は続けるとの姿勢を強調した。北朝鮮は、米朝首脳会談では段階的かつ同時並行的な非核化で合意したと発表しており、認識に差があることが改めて浮き彫りになった。

ポンペオ長官は「トランプ米大統領は、非核化と制裁緩和の順序について、非常にはっきりとした考えを持っている」と述べた上で「われわれは完全な非核化を実現する。制裁緩和はその後だ」と強調した。

トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は12日、シンガポールでの会談後に共同声明を発表。朝鮮半島の完全な非核化を目指すことで合意したほか、米政府は北朝鮮に体制保証を与えることを確約した。米大統領は、米韓軍事演習を中止する意向も表明した。

一方、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は13日、会談について「朝鮮半島の平和と安定、非核化の実現に向けて段階的で同時並行的な行動の原則に従うことが重要、との認識を共有した」と伝えた。

韓国の文在寅大統領は、ポンペオ長官に対し、会談を受けて世界は戦争の脅威から逃れることができたと強調。「会談の成果についてはさまざまな評価があるが、最も重要なことは、日米韓を含む世界の人々が戦争や核兵器、ミサイルの脅威から逃れられたことだ」と表明した。

ポンペオ長官は、北朝鮮が非核化にコミットしているとしながらも、「非核化プロセスは容易ではない」との認識を示した。

北朝鮮の非核化にどう取り組むかについて日米韓で見解の相違はないとも述べた。

会見に同席した河野太郎外相は、日朝首脳会談の開催に関し「(日朝間の)問題解決につながるかたちで実現しなければならない」と述べた。

さらに「今の時点で(日朝間における)ハイレベルの対話を検討しているということはない」と指摘した。

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