ビジネスシーンに合う「リュック」の選び方 登山・行楽っぽさを防ぐ5つの選定ポイント

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ポイント3 ビジネスっぽさを決める。マチのサイズに要注意

実はビジネスリュックを選ぶ際に、最も注意すべきなのが「サイズ」だろう。

まずA4サイズの書類など、仕事で使うものがしっかりと入る大きさを選ぶのは基本中の基本。さらにPCを持ち歩くなら、言うまでもなく自分のPCがしっかりと入るサイズを選ぶ必要がある。ビジネスリュックの多くは、PC用のクッションがついているものも多いので、購入時は愛用のPCを「試し入れ」してみるのがいい。

そのうえで、大事なチェックポイントとして覚えておきたいのが「マチのサイズ」だ。マチとは言うまでもなく、カバンの奥行きのこと。アウトドア用のリュックは、基本的に「なるべく多くの荷物が詰め込めることを良し」とするため、マチがたっぷりととられているデザインが多い。逆にいえば、マチがたっぷりとられたリュックを選ぶと、“登山風味”が漂い始める。

「薄いマチのほうがすっきり見えるので、オフィスなどでも違和感が少なくなります。またデザインもあまり外のポケットなどが目立たないシンプルなものを選ぶほうがスマートに見えるのでお勧めですね」(浅尾さん)

奥行きが少ないほうがすっきり見える

ポイント4 汎用性なら、3WAYか2WAYを

リュックとしてだけではなく、横についたハンドルを持てばブリーフケース(鞄)になり、ショルダーストラップをつければショルダーバッグにもなる――。

こうした3WAYバッグは、ビジネスリュックの中でも最も売れ筋だという。理由はもちろん、使い勝手の良さだろう。

出勤や移動中は、リュックスタイルで担いだ楽ちんスタイルで使う。しかし、「いざ商談!」「これからプレゼン!」などとお客の先にうかがうときは、背負ったリュックをくるっとハンドル持ちに。「ブリーフケースですが、なにか?」と涼しい表情で対峙できる。サッカーでいえば、どんなポジションでもこなせる“ポリバレント選手”といったところだ。

ただ、3WAYバッグを選ぶときに気をつけたいのが「ブリーフケースをメインに使う」ことを念頭につくられた製品と、「リュックをメインで使う」ことを念頭につくられた製品で、つくりが大きく変わっていることだ。

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