欧州委、「使い捨てプラスチック」禁止を提案

禁止対象は代替素材を直ちに利用できる製品

 5月28日、EUの欧州委員会は、綿棒やストローなど使い捨てのプラスチック製品を禁止する提案を公表した。英ラフバラーで4月撮影(2018年 ロイター/Darren Staples)

[ブリュッセッル 28日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州委員会は28日、綿棒やストローなど使い捨てのプラスチック製品を禁止する提案を公表した。禁止の対象はプラスチックに代わる素材を直ちに利用できる製品で、環境面で持続可能な素材に切り替えるよう促す。

提案はまた、2025年までに使い捨てプラスチック飲料ボトルの90%を回収することをEU加盟各国に義務付けるとともに、製造業者には廃棄物の処理と清掃の費用負担を求める。

欧州委のティメルマンス第1副委員長は「プラスチック廃棄物は間違いなく大きな問題であり、プラスチック廃棄物は最終的に大気、土壌、海、食品に入り込むため、欧州市民はこの問題への取り組みで協調して行動する必要がある」と述べた。

世界の海洋に堆積したプラスチック廃棄物は各国政府にとって大きな問題となっており、科学者は食物連鎖への影響を警告している。

欧州委の提案は欧州議会および欧州理事会の承認が必要。欧州委は、2019年5月に実施される欧州議会選挙より前に承認を取り付けたいとしている。

政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • コロナショックの大波紋
  • おとなたちには、わからない
  • コロナショック、企業の針路
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
“臭いものに蓋”で終わるのか<br>JDI「不正会計」の晴れぬ闇

ジャパンディスプレイが不正会計について、第三者委員会調査報告書を公表しました。しかしその内容は有識者8人のうち7人がF(不合格)の格付けをするほどの低評価です。自殺した社員に責任を押し付ける報告書の詳細をリポートしました。