廃物輸入大国の中国、年内に輸入停止へ 

香港を除く最大の輸入元は日本と米国

7月18日、中国は世界貿易機関(WTO)に対し、年内にプラスチックや紙など一部廃棄物の輸入を停止すると通告した。写真は山東省青島市の輸入廃棄物検査場。2013年5月撮影。China Daily 提供(2017年 ロイター)

[ジュネーブ 18日 ロイター] - 中国は18日、世界貿易機関(WTO)に対し、年内にプラスチックや紙など一部廃棄物の輸入を停止すると通告した。「外国のごみ」対策の一環で、ほかに製鉄の際に出る鉱滓や、多様な羊毛、灰、綿、毛糸などの廃棄物も対象となる。

中国はWTOに提出した文書で「原材料となり得る固定廃棄物のなかに汚染物質や危険物質が大量に混入しているのが見つかった。これらは、中国の環境を深刻に汚染した」と述べた。

汚染度の高い固定廃棄物の輸入を禁止

そのうえで「中国の環境上の利益と人民の健康を守るため、固定廃棄物の輸入リストを緊急に調整するとともに、汚染度の高い固定廃棄物の輸入を禁止する」と述べた。

中国は廃物輸入大国で、昨年輸入した廃プラスチックは730万トン(37億ドル相当)と、世界全体の56%を占めた。国際貿易センター(ITC)のデータによると、香港を除く最大の輸入元は日本と米国で、それぞれ全体の約10%を占めた。

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