アメリカ経済の「真のリスク」とは何か 「バブル崩壊は間近だ」という分析は間違い

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吉崎達彦です。いやあ、今年のダービーはいい馬が揃って面白くて悩ましい。人気も適度に散っていて、こんなに迷うのは久しぶりですね。ここは思い切って好きな馬から決め打ちでまいりましょう。

皐月賞馬のエポカドーロが強くないはずがない!

まず本命はエポカドーロ。皐月賞馬なのに、こんなに人気がないのもめずらしい。しかし皐月賞で後続に2馬身差をつけたエポカドーロが、強くないはずがない。オルフェーヴル産駒というのも買い材料で、オークスで3着に終わった同じ産駒であるラッキーライラックの仇討ちをお願いしたいところだ。鞍上の戸崎圭太騎手も、そろそろダービージョッキーになっても良いのではないだろうか。

対抗にはゴーフォザサミットを指名しよう。府中の同じコース、同じ距離である青葉賞の勝ち馬が、ダービーに出てくるとなぜか勝てない、というのは競馬界七不思議のひとつであろう。そのジンクスはそろそろ破られても不思議はあるまい。そして鞍上の蛯名正義騎手は、まだダービージョッキーになっていないのがこれまた七不思議である。

穴馬にはステイフーリッシュ。共同通信杯で大敗して評価を下げたが、京都新聞杯で強い勝ちっぷりを見せて蘇った。馬体も名前も規格外。たとえダービーでは来なくても、菊花賞では大きく飛躍するような気がする。そして鞍上の横山典弘騎手もたぶんに規格外だ。

これら3頭であれば、ワイドで買ってもそこそこにつく。とくにゴーフォザサミットとステイフーリッシュともなれば、米朝首脳会談を控えた「サイン馬券」的な面白さもありますな。今年は「攻めの競馬」でダービーを迎え撃つ所存であります。

ぐっちーさん 投資銀行家

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ぐっちーさん ■本名:山口 正洋(やまぐち まさひろ)。投資銀行家。1960年東京都港区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。丸紅を経てモルガン・スタンレー、ABNアムロ、ベア・スターンズなど欧米の金融機関を経て、ブティック型の投資銀行を開設。M&Aから民事再生、地方再生まで幅広く ディールをこなす一方、「ぐっちーさん」のペンネームでブログを中心に大活躍。2007年にはアルファブロガーを受賞、有料メルマガも配信中。さらに『AERA』や『SPA!』で連載をもちつつ、テレビやセミナーでも人気。主な著書に『なぜ日本経済は世界最強と言われるのか』(東邦出版)、『ぐっちーさんの本当はすごい日本経済入門』『ヤバい日本経済』(後者は共著、いずれも東洋経済新報社)などがある。競馬予想も一流。一方でメインレースはほどほどで、平場の条件戦などを好む。【2019年9月29日19時編集部追記】2019年9月24日、山口正洋さんは逝去されました。ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。

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