残念!話題の「バターコーヒー」は健康に悪い 「エセ健康情報」に騙されないための基礎知識
こういった人たちにとってはグルテンを控えるのは良いかもしれません。しかし、市販のグルテンフリーの食品では米粉などが使われていたり、砂糖が多く含まれるため、結果的に「白い炭水化物」の量が多くなってしまい健康にとって悪いと考えられます。
グルテンフリーの食品を代わりに摂取するのではなく、シンプルに小麦の摂取を避けることをおすすめします。
おいしいだけでなく「体に良い」も考えよう
――体に悪いとされるバターや白米、牛肉などは我慢すべきなのでしょうか。
私自身も決しておいしいものを我慢しているわけではありません。牛肉を食べることもあります。本書でも、白米や牛肉などを「体に良くない」としていますが、「食べるべきではないというわけではない」と説明しています。食事は健康のためだけにしているものではなく、楽しみに思っている人も多いと思いますので。その食品を摂るメリットとデメリットを十分理解したうえで、適切な量を食べるべきだと思います。
おいしいから好物だからといった観点「だけ」で食事を選択するのではなく、それにプラスして「体に良いかどうか」も考えてみましょう、ということです。
食事を選ぶときに、「うどんではなく蕎麦にする」「牛肉ではなく魚にする」「果汁100%ジュースではなくフルーツそのものにする」など、無理なくできることから始めてみてください。
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