中国の格付け会社が、米国を格下げ 中国以外では、あまり注目されていないが……
[シンガポール 17日 IFR] - 中国の格付け会社「大公国際資信評価」が米国の信用格付けを「A」から「Aマイナス」に引き下げた。格付け見通しは「ネガティブ」で維持した。
同社は記者発表文で、議会での土壇場の合意によってデフォルト(債務不履行)こそ免れたものの、債務の伸びが歳入や国内総生産(GDP)の伸びを上回るという根本的な状況は変わっていないと指摘。「従って、(米国)政府は依然としてデフォルト危機の瀬戸際に近づいており、この状況は予見できる将来に大きく緩和されることはない」との見方を示した。
同社の格付けはムーディーズやスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、フィッチなどと分類が大きく異なっており、中国以外ではあまり注目されていない。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら