韓国LGディスプレー、3Q営業益は予想上回る

iPhoneなど、携帯向け液晶パネル販売が好調

10月17日、韓国LGディスプレーが発表した第3・四半期決算は、営業利益が市場予想を上回る前年同期比31%増となった。写真は同社のロゴ。2011年8月撮影(2013年 ロイター/Truth Leem)

[ソウル 17日 ロイター] - 韓国の液晶パネル大手、LGディスプレー<034220.KS>が17日発表した第3・四半期決算は、営業利益が前年同期比31%増となった。アップルの「iPhone(アイフォーン)」など携帯端末向け液晶パネルの販売が好調で、テレビ向けの販売減を補った。

LGディスプレーは、テレビ向けパネルの価格が下落しているため、第4・四半期の利益は第3・四半期の水準に届かないと警告した。

第3・四半期の営業利益は3890億ウォン(3億6506万ドル)で、トムソン・ロイターがまとめた16人のアナリスト予想平均である3840億ウォンを上回った。

ジェームズ・ジョン最高財務責任者(CFO)は17日のアナリスト向け説明で、「テレビのメーカーが直面している利益率の低迷を考えると、テレビ向けパネルの価格がすぐに回復するとは考え難い。ただ価格下落のペースは鈍化する可能性が高い」と述べ、第4・四半期に営業利益が減少することは避けられない、との見方を示した。

価格の下落率見通しを明らかにはしなかったが、10─12月にテレビ向けパネルの出荷が約5%増加するとの見通しを示した。

テレビ向けのパネルが売上高に占める割合は44%で、前年同期の47%から低下した。携帯電話・タブレット端末向けの割合は24%から25%に上昇した。

調査会社IHSアイサプリによると、第3・四半期は業界全体のテレビ向け液晶パネルの出荷台数が、前四半期比で減少した。通常、出荷が低迷する傾向にある第2・四半期からの減少は初めてという。

アナリストは、売上高の大半を稼ぎ出すのはテレビ向けパネルからで、スマートフォン市場も鈍化しているため懸念材料だと指摘している。

*内容を追加して再送します。

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